Calender
Categories
- 妊娠後+鍼灸ブログ (7)
- はり鍼灸とからだブログ (7)
- 不妊とお血 (3)
- 不妊治療の豆知識+鍼灸ブログ (12)
- 治療法 (9)
- 男性不妊 (1)
- 膀胱炎 (1)
- その他 (5)
- 健康 (12)
- 卵子のタイムリミット (1)
- 不妊と冷え (5)
- 不妊と食べ物 (1)
- 不妊と薬 (7)
- 自然妊娠と高齢出産 (1)
- 不妊の鍼治療 (2)
- 高齢出産 (1)
- 陽性反応 (1)
- 出産 (1)
- 自然妊娠のつぼ (1)
- 卵子と体づくり (2)
- 卵巣機能 (1)
- 治療院 (3)
- 体の不調との付き合い方 (2)
- 不育症 (2)
- こころのケアと不妊鍼灸 (1)
- 高温期 (1)
- からだ作り (4)
- アルコールと妊娠について (1)
- 着床体質をつくる (2)
- 本は為になり (1)
- How to 養生 (2)
- からだ作りとAMH (2)
- 自然妊娠をめざす! (2)
- 妊娠から出産までの準備 (2)
- お産の家 (1)
- 治療院ニュース (22)
- 基礎体温測定不妊症 (5)
- 灸の意味/役割 (1)
- 妊娠 (2)
- おけつと冷え (2)
- たばこと不妊 (1)
- 体重管理と不妊 (1)
- カフェインと不妊 (1)
- 免疫、低体温、不妊症 (1)
- 不妊とおりもの (1)
- 不規則な生活と不妊 (1)
- 男性不妊 (1)
- 西洋医学の知識 (2)
- 不妊とホルモン (3)
- 心 (4)
- 妊娠 (2)
- 妊娠報告 (11)
- 不妊とからだづくり (3)
- 不妊とタイミング (1)
- 不妊と移植 (1)
- 不妊と検査 (5)
- 不妊と原因 (4)
- 不妊と受精 (1)
- 不妊と出血 (1)
- 不妊と体温 (2)
- 不妊と体外受精 (4)
- 不妊と卵子 (6)
- 不妊と胚盤胞 (1)
- 鍼灸とツボ (2)
- 鍼灸と考えかた (4)
Archives
- April 2011 (6)
- March 2011 (17)
- February 2011 (6)
- January 2011 (7)
- December 2010 (20)
- November 2010 (24)
- October 2010 (22)
- September 2010 (11)
- August 2010 (9)
- July 2010 (3)
- June 2010 (5)
- May 2010 (4)
- April 2010 (3)
- March 2010 (2)
- February 2010 (4)
- January 2010 (5)
- December 2009 (4)
- November 2009 (2)
- October 2009 (1)
- September 2009 (3)
- August 2009 (3)
- July 2009 (3)
- June 2009 (5)
- May 2009 (6)
- February 2009 (1)
- November 2008 (1)
- October 2008 (1)
- September 2008 (1)
- August 2008 (1)
- July 2008 (2)
- April 2008 (1)
- January 2008 (1)
- November 2007 (1)
- October 2007 (6)
- September 2007 (14)
- June 2007 (1)
Recent Entries
- 日本で最古の医書「医心方」 (04/20)
日本で最古の医書「医心方」
現存している日本で最古の医書「医心方」。
国の重要文化財に指定されている。
平安時代に丹波康頼が編集し朝廷に献上した。
本書は全三〇巻からなる医学書で、宮廷医学の秘典となり、医家である丹波氏はこれによって以後九百年にわたり、宮廷医としての不動の地位を獲得した。
「医心方」は隋・唐医学の集大成である書だが、当時の日本人に合うように編集されている。
論理よりも実用を重んじた日本の個性があらわれている。
しかし本書は幕末に丹波氏の子孫により公刊されるまで、一般医家に触れることはなかった。
そんな「医心方」は1860年にはじめて世に出ることになる。
丹波家の元にあった「医心方」が、共に最高格の宮廷医家であるライバル、和気家に奪われる。
それは室町時代の天皇の病気が、丹波の治療で効を奏さず和気の治療でよくなった。そのための褒賞として和気家に「医心方」が渡る。
宝典を奪われた丹波家は長年これを奪還し出版すべく画策した。
幕府の命令でも返還を拒否し続けた和気家。だが、いかんともしがたい状況に追い込まれ、1854年ついに幕命をもって取り返した。
丹波家は原本を手元に置いておきたかったが、念願の出版を果たしたため再び和気家に戻された。
その後100年余りにわたってこの秘宝を保持していたが、文化庁に買い上げられた。
明治前期にドイツのエルランゲン大学に留学してヒルゲルに師事し、帰国して東京帝国大学教授となり、ついで東京薬学専門学校(現東京薬科大学)の校長となった丹波敬三も丹波康頼の子孫である。敬三の子は日本画家として有名な丹波緑川。
その子は俳優の丹波哲郎である。つまり、丹波哲郎は後漢の霊帝の子孫ということになるから恐ろしい家系である。
「医心方」が著されてより平安時代が終わるまでの百余年間、「医略抄」や「長生療養方」といった医書がまとめられたが、日宋時代が来るまで、質でも量でもこの書を一歩たりとも凌ぐ書はついに現れなかった。
小曽戸 洋「漢方の歴史:中国・日本の伝統医学」 より抜粋
面白い本です。
sekimura鍼灸院
- 2010.04.20 Tuesday
- 17:30
- -
- -
- -
- -
- by sekimura鍼灸院
PR
Profile
ブログパーツ
Links
Others
Mobile